人は「死ぬ間際」に本当に大切なこと、やりたいことに気づく
あなたは、あなた自身の本当に大切なことや、やりたいことがわかっていますか?
僕はまだはっきりとはわかりません。
ただ、漠然と感じているのが、自分の本当に大切なことや、好きなことをはっきりさせておかないと、死ぬ間際になって後悔してしまうだろうな〜、ということです。
もっと、あれをやっておけばよかった。
もっと、人に親切にすればよかった。
もっと、いろんな経験をすればよかった。
こんなことを考えてしまうのは、イヤです。
めっちゃ充実した人生だった!
最高だった!悔いなし!
という感じで死んでいきたいです。
死ぬ間際に大切なこと、やりたいことに気づく
ただ、意外と考えることをしていないのが、自分の本当に大切に思っていることや、やりたいことはなんなのか?ということです。
こんな話があります。
ある日、病院で余命6ヶ月を宣告された一人の男性がいたんです。
彼はそれまでバリバリの仕事マンで、あまり家族を大事にしていなかったらしいんですね。
とにかく売り上げをもっと上げるために、常にそのことばかりを考えていて、家でもずーっと営業系の本を読んだり、仕事モード。
子供に、「パパ、ゲームしようよー」と言われても、「今忙しいから今度な」と、子供と遊ぶこともあまりしない。
週末でも、セミナーに参加したり、ミーティングに出かけたりで、、、家族で出かけることはほとんどなかったんです。
そんな彼でしたが、突然の余命宣告で、本当にこのままで良いのかを考えざるを得なくなりました。初めて、自分にとって本当に大切なものってなんだろう、やりたいことってなんだろう。残りの時間をどう過ごしたらいいんだろう、と真剣に考え始めました。
彼の場合、本当に大切なものが家族だと気づきました。
「俺は、今まで家族に何をしてきたんだ?こんなに尽くしてくれる奥さんと愛する子供がいるのに、仕事を勝手に忙しくして、全然家族を大切にしていなかったじゃないか」
それから彼は、家族に愛情を注ぐようになりました。
仕事の時間をあえて抑えて、逆に家族に時間やお金、エネルギーを使うようになりました。
家族で一緒にご飯を食べる
週末に外食に出かける
たまに温泉旅行でみんなでゆっくりする
奥さんの家事を手伝う
子供とたくさん遊ぶ
こんなことをするようになりました。
結果、彼の死の瞬間は、奥さん、子供、両親に看取られながら、最高の表情でお亡くなりになったそうです。
本音から逃げずに直視する
僕らは本音から逃げてしまう傾向にあると思うんです。
本当はあれがやりたい。
でも、どうせできないだろうな〜、もう考えるのはやめよう。
人のことを応援するのって大切だよね。
いやでも、今は自分の仕事が忙しいから、それは後回しだな。
本音から逃げてはいないでしょうか?
僕は逃げまくりです。。。
でも、実感がわかなかったとしても人はいつ死ぬかなんてわかりませんからね。自分の本音から逃げずに、本当に大切なこと、やりたいことに時間とエネルギーを注いだ方が、死ぬときに笑って死ねそうです。
魂が喜ぶことをいつもすれば、人生めっちゃ充実しますよ、きっと!
あなたも、一度、深呼吸をして、
「あれ、自分が大切にしているものって本当はなんだっけ?」
と、自分に質問してみてください!